悪いのは誰だ?

*この記事を読む前に
「女の主張 ~とある少女の被害~」http://senyousociety.blog79.fc2.com/blog-entry-2.html
「男の主張 ~とある少年達の迫害~」http://senyousociety.blog79.fc2.com/blog-entry-3.html
を必ずお読みください。


先に書いた「女の主張」と「男の主張」を読んで、どう思っただろうか。
男女双方、様々な意見があると思う。
女性専用車両についての男女論を語るとき、男女の意見は対立することが多いだろうと思うが、
男女それぞれに辛いことがあるんだ、ということが伝わっていれば幸いである。

ここで一つ、疑問が沸いてこないだろうか。
先の2つのストーリーにおいて、痴漢被害に遭った少女と、いわれの無い迫害を受けた少年達。
彼らのどちらにも、責められるべき原因は無い。

つまり、不満に思っている男性・女性双方に根源的な非は無いのだ。

では、一体、原因は何なのだろうか。
世間では男女双方が、「相手が悪い」と罵り合っているが、本当に悪いのは誰なのだろうか


まず「男が悪い」、又は「女が悪い」という答えは0点だ。
この記事を読んでいる皆さんが各自、自分が何かしたかを胸に手を当てて考えてみればわかる。
男性は何もしていないし、女性も何もしていない。
男イコール痴漢ではないし、女は被害者だ。(そうではない人もいるかもしれないが)

そして(男全体ではなく、その内の)「痴漢が悪い」という答えは50点だ。
事実としては正しいが、それはただの事実でしかなく、議論がそれ以上先に進むことは無い。
トートロジーというものだ。質問に対して同じ意味の言葉で答えており、何の役にも立たない。
「どうして火事になったの?」という質問に対して「火が燃えたから」と答えているようなものだ。
「痴漢問題(女性専用車両問題)は何が原因なの」に対して「痴漢が原因」と答えても、何にもならない。
大切なのはその先、「火事を引き起こしてしまった、防げなかった原因」、つまり「料理の火の不始末」とか「ストーブの消し忘れ」などの原因を突き止めることだ。


では女性専用車両という問題について、真に男女双方に害をなしているのは誰なのか。何が原因なのか。

まず、痴漢は悪だ。その前提は揺ぎ無い。
痴漢は犯罪であり、それを行った者は然るべき罰を受けるべきである。
では、その痴漢を捕まえることに対して義務を負っているのは誰なのか。

「警察」 と 「鉄道会社」である。

警察には市民の安全を守り、秩序を維持する義務がある。
また、人の輸送を業務として行っている以上、鉄道会社には乗客の安全を確保する義務がある。


つまり、痴漢被害を抑制できず、女性専用車両が導入されるという顛末になった原因は
警察と鉄道会社がその義務を果たしていないことにあるということがわかる。

この問題に関して警察と鉄道会社の義務とは、痴漢を捕まえる義務、痴漢を防止する義務である。

女性専用車両は、痴漢ではない善良な男性も含めて全て排除してしまっている。
痴漢対策として、痴漢ではない人にその負担・犠牲を払わせることは適切ではない、
つまり適切な痴漢対策ではない。

過去、黒人差別が社会的な背景にあったアメリカやアフリカでは、
白人専用の座席や白人専用のレストランは当然のものだと考えられていた。
そもそも、黒人は白人と同等の人間ではないという意識があり、
また、黒人の犯罪率が高いという事実を挙げて、黒人を排斥するのは合理的な理由があるとして正当化されていた。
もちろん、善良で誠実な黒人も全て含めて犯罪者と同一視され様々な場所から排斥されてきた。
(そして多くの場合、黒人だけでなく有色人種全体が排斥されてきた)

白人専用ベンチ
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白人専用トイレ

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白人専用スイミングプール(公営)

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白人専用レストラン
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日系アメリカ人も、戦時中、日系であるということを理由として収容所に入れられた。
日本のスパイである可能性があるという理由であった。
老若男女問わず、多くの日系人が財産のほとんどを奪われ、戦争が終わるまでの間、劣悪な環境に閉じ込められた。
以下Wikipedia「日系人の強制収容」より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E7%B3%BB%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%BC%B7%E5%88%B6%E5%8F%8E%E5%AE%B9


大統領令9066号の発令以降、上記のように12万313人の日系アメリカ人、つまり日本人にそのルーツを持つアメリカ国民と日本人移民、そしてメキシコやペルーなどのアメリカの友好国である中南米諸国に在住する日系人と日本人移民が、アメリカ全土の11か所に設けられた強制収容所に強制収容された。
(中略)
アメリカ国内における全ての強制収容所は人里離れた内陸部、その多くは砂漠地帯に設けられていた。しかも、逃亡者を防ぐために有刺鉄線のフェンスで外部と完全に隔てられている上、警備員の銃口は常に収容所内部に向けられていた
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(中略)
強制収容者の住居に宛がわれた建物は、いずれの強制収容所においても急ごしらえの木造の「バラック」というべき粗末なもので、その後もきちんとした建物に建て替えられることはなかった。

また、家具も粗末なものしか与えられず、トイレの多くは仕切りすらなかった。また、この様に衛生管理が不十分であったため、集団食中毒や集団下痢などが多発した
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中略)

上記のように、準備期間すら満足に与えられなかった上、わずかな手荷物だけしか手にすることを許されず、着の身着のままで強制収容所に収容された日系アメリカ人及び日本人移民は、強制収容時に家や会社、土地や車などの資産を安値で買い叩かれただけではなく、中にはそのまま放棄せざるを得なかった者も沢山いた。しかもその後長年に渡り強制収容時に手放した財産や社会的地位に対する何の補償も得られず、その結果全ての財産をこの強制収容によって失ってしまった人もいた。


なお、大統領行政令9066号の発令に伴うこの様な措置に対してフランシス・ビドル司法長官は「西海岸の反日感情に迎合し日系人の所有する農地を手に入れようとする利益誘導が絡んでいる」と強く批判している
(中略)
「二級市民」扱い
その後も日系アメリカ人は、1952年6月に行われたマッカラン・ウォルター移民帰化法の施行までの長きの間、母国であるアメリカの市民権さえも剥奪された。その上に、日本との戦争によって、今までにも増して酷い人種差別にさらされることとなった日系アメリカ人及び日本人移民の多くは、その後長い間「二級市民」としての立場に耐え忍ぶことを余儀なくされ、その結果多くの日本人移民が生まれ故郷の日本に戻ることとなった。dis3.jpg
("NO JAPS WANTED"「ジャップはいらない」の落書きの嫌がらせ)

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("JAPS KEEP MOVING.THIS IS WHITE MAN NEIGHBERHOOD"「ジャップは引っ越ししろ。ここは白人の区域だ」家の窓に"JAPS KEEP OUT"「ジャップ立ち入り禁止」の張り紙)

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("NO JAPS SERVE HERE"「ジャップの注文は聞かない」という飲食店)
(アメリカの裁判所において、日系人への差別・迫害について戦後数十年経ってようやくアメリカ政府の責任が認められた)


日本と戦争していることと、日系人として生まれたことは何の関係もない。
何もしていないのに、日本人の血が混じっているということだけで、財産を没収され、強制退去、強制収容されるという理不尽を、彼らはどう感じただろうか。

路上で引ったくりや痴漢が頻発し、その犯人が男性だったからといって、
その公道を女性専用道路にすることは妥当ではない。
痴漢のほとんどは男性かもしれないが、男性のほとんどは痴漢ではないのだ。
数年前、韓国人の「武装スリ団」(マスコミはなぜか「強盗」とは言わず、「武装スリ」と言っていた)
が頻発していたが、彼らが車内でのスリ行為を頻繁にはたらいたのなら、外国人は乗車不可の「日本人専用車両」を作るべきなのだろうか。

しかし日本では犯罪を犯したものと、属性・性別が同じということを理由に、その連帯責任を負わされる、という理不尽がまかり通っている。
それが「女性専用車両」だ。

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そして女性専用は電車だけではなくあらゆるところ拡散している。

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安くて、駅ちかで、女性専用。いいとこ取りしてキレイを磨く!
JRが経営しているフィットネスクラブの3分の1(12店舗中4店舗)が女性専用だ。

秋葉原の女性専用ヨガスタジオでのQ&Aを引用からの引用

Q何故女性専用なのですか?
A『男性の存在を気にせず、安心して運動したい』という女性のニーズにお応えし、女性専用で展開致しております。

http://www.jexer.co.jp/sopra/akihabara/faq/index.html

男性の「存在」が嫌だから、女性専用にする。
もはや痴漢がどうこうではなく、男性の「存在そのもの」に焦点を当てて排除している。
元国営の、国家の重大なインフラを支える超巨大企業がそのような思想を持っているのだ。

当然、女性専用バスも、長距離、近距離問わずある。
http://travel.willer.co.jp/seat/prima.html
http://bus.fujikyu.co.jp/news/pdf/20101214.pdf

(山梨新聞WEB版の記事)
女性専用高速バス 本格導入

 富士急行(富士吉田市、堀内光一郎社長)は17日から、中央高速バス新宿-山中湖間の下り最終便で、女性専用車両を定期運行する。女性客の安心感確保を図るのが狙いで、洗面台の設置など女性向けサービスも拡充する。女性専用車両を定期運行するのは県内のバス会社では初めてで、近距離路線での導入は全国的にも珍しいという。

 富士急行は2008年から、新宿-山中湖間で高速バスの座席の一部(6席)を女性専用に指定。今年6月には女性専用車両を試験的に導入、週末には満席となる日もあるなど利用者が多かった。利用者を対象にしたアンケートでは「安心して乗車できた」「リラックスできた」などの声が多く「今後も利用したい」との回答が9割を超えたことから、本格導入に踏み切った。

 女性専用車両は定員40人。女性客の利便性を高めるため、トイレの広さを2倍に広げ、洗面台や鏡も設置。女性向け雑誌を充実させるほか、ブランケットの無料貸し出しサービスも行う。
(中略)

 運賃は通常料金と同じで、新宿から山中湖まで片道2千円(大人)。事前予約が必要で、富士急高速バス予約センターや専用サイトから申し込む。

 同社広報担当者は「一人で乗る女性の不安を解消している。より快適なスペースを提供しているので、ぜひ利用してほしい」としている。

 日本バス協会によると、女性専用車両は、防犯などの観点からJRバスグループが東京と関西地域を結ぶ夜行バスなどで導入しているが「近距離(100~200キロ)ではあまり聞いたことがない」(担当者)という。
2010年12月11日(土) 山梨新聞WEB版
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/11/7.html



そして、レストンでも、女性しか注文できないメニューやコースはいたるところで見かける。
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また、娯楽の場であっても、男性として生まれた罪が許されることはない。
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(ゲームセンターの一角)

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(とある大手インターネットカフェの店舗)

仮に主婦の万引き被害に困っているスーパーが、それを理由にの女性に対してのみ、商品の販売価格を割高にしたとしよう。
「女が悪いんだから、それは女が負担すべきだ」という女性専用車と同じ理屈だ。
だが女性はきっと納得しないだろう。自分は万引きなんかしたことないのだ。そんなふざけたことをされてまでそこで買おうとはしない。
自分は何も悪いことをしていないのに「女が悪いんだから、仕方ないだろ」と言われる。
この状況が異常であることは、誰でも気付くだろう。これは差別だと。

女性のみ割高になるスーパーの場合、すぐに反論が出るだろう。
それはスーパーに監視カメラの設置、防犯タグ、防犯ゲートの設置、私服警備員(万引きGメン)の配置などをするといった、企業側の責任であって、何で関係が無い私達に負担させるのだろうかと。
そのコストは結局は消費者に回ってこようとも、それを自分達だけが負担するのは我慢ならないだろう。

女性専用車はこの点、警察・鉄道会社の責任を市民の視界から外すことに成功したといえる。
つまり、痴漢対策というと女性専用車両しかないという刷り込み、視野狭窄を社会全体に広めることに成功している。
その証拠に女性専用車両の是非を問うことのネット掲示板の議論を見ると、

「痴漢対策のためだから仕方ない」
「男が悪いのだから仕方が無い」
「男性専用車両を作れ」
「男性専用車両と女性専用車両を交互にすればいい」
「女性専用車両に反対するのは痴漢してるやつ」
「男女で完全に車両で分ければいい」
「男女で入場口から分ければいい」

という意見で終始する。

そこに、「警察・鉄道会社が痴漢を取り締まる」という思考は既に、無い。

そして、警察自身も痴漢対策として、女性専用車両の導入を鉄道会社に公式に求めている。


また、その様な議論では必ず、「私は痴漢に遭ったから、女性専用車両は必要だと思う」という意見が出る。
『痴漢に遭う→女性専用車両』という思考がおかしいことに気付かない。
そこに、『痴漢に遭う→警察が痴漢を捕まえる』という通常の流れは存在しないことに疑問を持たなくなっている。

これが女性専用車両を10年以上続けてきた結果、世の人々の思考を汚染させることに成功しているということだ。


車内の監視カメラ設置、警察官の車内乗り込み、警備員(痴漢Gメン)の配置、及びそれらが乗車していることの公示
(つまり「警察官乗込車両」「警備員乗込車両」の設置)、痴漢対策専門の機関の創設、
被害者のケア、繊維鑑定のツールの各駅への配置など、できることはたくさんあるはず。

しかし警察は、女性が被害を言いにきたら「あんたに隙がある」と適当に追い返し、
男性の容疑者を捕まえてきたら、被害者の証言だけで逮捕・起訴・有罪にするだけだ。
もし容疑者を捕まえてこない女性の被害届をいちいち受け付けていたら検挙率が下がってしまう。それに、情報をもとに犯人を捜すべく、捜査して張り込み、多大な労力を割いて捕まえたところで、検挙するのは“たかが痴漢”である。殺人や強盗などのように大した手柄にはならない。

警察「女性の安全? 知 ら ね え よ」

一般市民ごときが、権威ある警察官様に対して、交番でのんびり茶を飲む時間を奪うことなど許さない。
対策など、しない。

鉄道会社も同じだ。
痴漢の容疑をかけられたら、駅員がすぐに容疑者を警察に引き渡すだけ。
乗客の安全を確保する義務などどこかに置いて「我々は場所を提供するだけ」と、うそぶく。
朝のラッシュの時間は仕事が忙しいのだ。痴漢なんぞに構っている暇はない。
鉄道会社は何もしない。

監視カメラの設置にはかなりの費用がかかるだろう。
何十億円?何百億円?
警備員を乗車させるのもかなりの労力や費用がかかるだろう。
あるいは痴漢対策の機関を創設するのにも多大な手間がかかるだろう。
その何百億円の費用を払ったところで得られるものは何か?
女性の安全だ。

鉄道会社「何だ。それなら放っといても問題ないじゃないか」

なぜなら、女性の安全が害されたところで鉄道会社には何の影響もないからだ。

一般企業ならば、商品・サービスの質の低下は利益に直結する。
顧客から買われなくなることは、会社の存続に関わる。

しかし鉄道会社はどうか。
不満があるからもう電車は使わない、などということができるだろうか。
できるはずがない。

つまり、女性の痴漢被害など全くもって、放置して構わないのだ。
だから何もしない。


一円も利益を生まない痴漢対策なんぞに、多大なお金と労力を割くなんて絶対に嫌だ。
しかし、社会的・政治的な圧力により、そうも言ってられなくなった。

そこで登場したのが、女性専用車両だ。

鉄道会社の手間は、車両の窓に「女性専用車両」というステッカーを貼るだけ。
後はポスターや放送をするだけ。
コストは最小限、そして女性専用車両に乗った女性が痴漢に遭う確率はゼロ。
痴漢問題を一気に解決でき、その上女性専用車両の吊り革広告、車内テレビ広告、車体広告などで普通より高額な広告料を取れる。(他の一般車両9車両分よりも、女性専用車両1車両分の広告費のほうが高い)

まさに夢のような解決法だった。

そしてそれは警察にとっても同様だった。
自分達は今までどおり何もしなくても、痴漢問題を解決でき、
その上、これからは女性が痴漢被害を訴えてきても「何で女性専用車両に乗らなかったの?」と追い返すことができるのだ。

女性専用車両がある限り、警察は痴漢対策をしていると言い張ることができ(実際は何もしていない)、責任から逃れることができるのだ。
このように、警察にとっても素晴らしいシステムであったからこそ、警察はさらなる導入を強く求めた。
そして女性専用車両は、2005年に首都圏において一斉に拡散したのだった。


さて、この素敵なシステムのコスト・労力は一体誰が払っているのだろうか。

それは、社会のルールを守り、女性と同額の運賃を払い、痴漢をはたらくこともない、善良な一般の男性である。
彼らが女性専用車両が空いた分の混雑を、駅の階段横のドアの利便性を、やってきた電車のどこにでも適当に乗れるという当たり前の自由を、突然、無理矢理放棄させられ、性犯罪者予備軍というレッテルを悔し涙を飲み込んで受け入れ、日々女性専用車両という理不尽に耐えているのである。
(総武線などは通常の座席がある女性専用車両がある一方で、早朝からラッシュの時間まで列車の中ほどの一般車両は座席をゼロにしている。1人でも多くの人を詰め込むためである)
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その上で「男が痴漢するのが悪いんだから」と何も覚えがないことを非難され「男は臭いから(女性専用車両は)快適」と侮辱され続けている。
それに対する反論や愚痴を漏らすと「女性差別!」という非難が飛んでくるのだ。
そして、「文句があるなら、男が率先して痴漢を減らす努力をしなさいよ!」と、
なぜか一般男性に、警察や鉄道会社並みの義務を押しつけられる。
このような現状が、非常に悲しい。
私は、何もしていないのに「悪」だと言われ続け、男に生まれたこと自体が罪だと言われてるような気がしてきた。


これで、女性専用車両の問題(痴漢問題)は「誰が悪いのか」がはっきりしたと思う。
警察がしっかり機能していれば、鉄道会社が痴漢対策にコストを払っていれば、誰も辛い目に遭わず、不条理な扱いもされずに済んだはずだ。
本来痴漢問題に責任を負うべき警察と鉄道会社は、女性専用車両を導入することによって、自分達の責任を男女論にすり替え、何の責任も無い一般の男女間で糞を投げつけあう構図を作り出すことに成功した。
彼らの職務放棄の代償として、男女が憎しみ合う原因がまた一つ生み出されたと言っていい。

痴漢対策として効果があるものというアンケートの上位に女性専用車両があるということは、痴漢問題に関して、警察は市民の意識の中には存在しない、もはや警察は機能していないということだ。
街中で強盗が出たときに、「おまわりさーん!」ではなく「女性専用道路作って!」という叫び声が聞こえるようになる日も遠くはないかもしれない。事実、既に東京の公立図書館では女性専用席ができているのだから。

いつの日か、誰もが傷つかない方法で、この問題が解決されることを望む。


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痴漢を全て早急に取り締まるべきですが、毎日の通勤通学で痴漢に遭うかもしれないストレスや、実際に遭ってから一日が始まる大変な疲労感は、言葉では言い表せないものがあります。
女性である私は、痴漢被害で一日が始まった時ほど、男性は良いなぁ、と思うことはありません。同じように男子学生と大学で机を並べて勉強していても、朝から痴漢に遭って心はめちゃくちゃで勉強に身が入りませんでしたし、そんなことが何回もありました。フェアじゃない、悔しい、と何回も思いました。

そのような現状において、女性専用車両は、唯一安心して通勤通学できる自己防衛手段です。

たしかに様々なシーンでレディースデーや割引を目にしますが、それらが生まれた背景をご存知ないのでは。女性の収入が一般的に男性の収入より低いからですよ。一般的に、というのがミソです。
その現状は今尚是正されていませんから、ある程度いたしかたないのではありませんか。

フェミニズムという言葉をご存知かと思いますが、これは、皆が公平に基本的人権を享受するということらしいです。
現状、公平ではないという点をあまり認識されていないのかな、と思いました。

男性である貴方は、貴方が男性としてすでに社会の中で享受しているものに、少し鈍感な方なのではと思ってしまいます。


女性専用のエステやフィットネスなどは、逆に男性専用のものもありませんか?着替えなどを要する設備的な利便性や、性差によってニーズが異なるためにターゲットを絞っているというだけなのでは。

Re: タイトルなし

よし様

コメントまことにありがとうございます。
ブログを暫くチェックしていなかったため、書き込みに気づかず、コメントの承認も漏れておりました。
申し訳ございませんでした。

もう、このブログは見ないかもしれませんが、よし様のコメントにお答えいたします。

> 痴漢を全て早急に取り締まるべきですが、毎日の通勤通学で痴漢に遭うかもしれないストレスや、実際に遭ってから一日が始まる大変な疲労感は、言葉では言い表せないものがあります。
> 女性である私は、痴漢被害で一日が始まった時ほど、男性は良いなぁ、と思うことはありません。同じように男子学生と大学で机を並べて勉強していても、朝から痴漢に遭って心はめちゃくちゃで勉強に身が入りませんでしたし、そんなことが何回もありました。フェアじゃない、悔しい、と何回も思いました。

痴漢に遭う可能性という点で女性が大変で、ストレスが大きい、非常に疲れるという気持ち、お察しします。
私も(男性ですが)、子供の頃に電車で痴漢にあったことがありますので、そういったことが毎日続くのはとても辛いと思います。
(余談ですが、中学生の時に同級生(男)が痴漢にあったり、成人してからも美形の友人(男)は痴漢にあったりしています。自分の身の回りだけかもしれませんが)

> そのような現状において、女性専用車両は、唯一安心して通勤通学できる自己防衛手段です。

ただ、「そのような現状」というのは、一切痴漢を取り締まらずに、痴漢を逮捕したかったら女性が自分で捕まえて引き渡しにこい、というスタンスの警察・鉄道会社が作り出した状況です。

女性専用車両などが無くても、よし様が、世の女性が安心して通勤通学できるよう、男女がお互いに憎みあわないよう、警察や鉄道会社に本当に痴漢を減らすための対策(全車両監視カメラ,警察官乗り込み車両、冤罪防止のための指紋キット等の常備など)をしてもらいたいと思っています。


> たしかに様々なシーンでレディースデーや割引を目にしますが、それらが生まれた背景をご存知ないのでは。女性の収入が一般的に男性の収入より低いからですよ。一般的に、というのがミソです。
> その現状は今尚是正されていませんから、ある程度いたしかたないのではありませんか。
>
> フェミニズムという言葉をご存知かと思いますが、これは、皆が公平に基本的人権を享受するということらしいです。
> 現状、公平ではないという点をあまり認識されていないのかな、と思いました。


つまり、女性の収入が一般的に男性の収入より低いから、女性だけ優遇されるのも仕方ないということですね。わかりやすいと思います。

なので、逆に女性は優遇措置があるので、女性の収入が一般的に男性の収入より低いということも仕方ないということになりますね。

もし、男性がある部分で有利だからという前提で、別の部分で女性を優遇することを認めるのであれば、その前提も認めなければなりません。

女性が優遇されるのはいい。だけど、その優遇の前提にあるものは許さない、では理屈が通らないと思います。

フェミニズムは直訳で「女性主義」です。女性の権利を拡張しようとする運動の総称であり、その標語として平等、公平などの言葉がよく使われています。

現状、公平でないから、女性を優遇していく。それは、公平の観点から離れているような気がします。

それと、フェミニズムの言う「平等」とか「公平」という言葉は、特殊なものであることが多いです。

つまり、同じ能力、同じ労働をすれば同じ対価であるべきというのが普通ですが、
フェミニズムの場合は能力、働きにかかわらず、「結果として平等」にしろ、と言っています。

例えば、九州大学の数学科の大学入試など、応募者が男性の方が多いから女性だけの合格枠を作って、結果として男女同数にしようということをしていました。
大学入試という公平なものさしがあるにも関わらず、女性がその分野に少ないのは女性差別だ!と主張していたのです。(ちなみに男性が応募できる枠は男女共通の枠のみです)

これは同じ点数を取っていても男性だったら不合格、女性だったら合格できるということが起こりえる制度です。

もし、女性をその分野に多くしたいのであれば、女性自身が努力して合格できる能力を身に着けるべきですが、フェミニストたちは、「結果として平等にしろ」という原則に基づき、女性というだけで有利になる制度を作りだそうてとしています。

それは、同じ能力であれば同じ待遇を受けられるという公平の原則とは相反するものであり、男性から見れば、同じ能力なのに男性ということを理由として不合格にされるという男性差別になります。

政治の分野でも女性が少なく、それは差別的な状況だから、女性だけの当選枠をつくろうという主張をしています。

しかし、それは差別的な状況なのでしょうか。
選挙権、被選挙権は性別にかかわらず与えられています。女性の政治家を増やしたければ女性が立候補して、それに賛同する女性が投票すればいいだけです。それをせずに、「結果の平等」を求めるのでは、実力の有無にかかわらず、女性であるというだけで特別扱いをして欲しいという主張にしかなりません。

そして、賃金については、なぜ男女の賃金の格差が存在するのに留意する必要があります。
そもそも、従来の日本の家庭には「専業主婦」という女性の生き方があり、夫が働いて得た給料を妻にすべて渡して、夫はその中から一部を「おこづかい」として受け取る、ということになっていました。専業主婦は、子供ができる前や、子供が大きくなって手がかからなくなり時間ができると、家計を助けるためにパートタイムの労働をしたりします。

果たして、この場合の男性の給与と、女性の給与の格差は差別と言えるのでしょうか?
男女それぞれが、効率よく、「外で働く」「家庭を管理し、子供を育てる」という分業をしている結果であって、外から受け取る給与の金額の違いに意味はありません。どちらにしろ、稼いだお金は家庭全体のものだからです。男性が多く稼いでいるから、男性の方がお金をたくさん使えてずるいなどということは、家庭を持っている男性が、どれだけお金に困っているかを見ればありえないことはわかります。

しかし、フェミニズムが政治の世界に入り込むようになり、男女の賃金格差は差別だと唱えだし、女性の家事、子育ては性別による仕事の押し付けだと主張するようになりました。

それにより男女共同参画という政策が始まり(ここ数年は、年間6兆円の税金を投入しています),女性も、男性と同じように「働かなければならない」という思想の押し付けが始まりました。

男女とも責任の重い正社員としてフルタイムで夜遅くまで働いて、疲れきっているのに、子供を何人も生んで育てることができるのでしょうか。


日本の出生率は1.2~1.3です。二人の男女から、1人の子供が生まれることを繰り返したら、日本の人口は単純に半分になります。
子供が加速的に減少し、老人の割合が増え、日本の保険や年金は破綻するでしょう。人口を維持するためには最低で2人、病気やその他の理由で死亡する人間も考慮すると、一定の女性が3人以上産まなければなりません。

子供はすぐに体調を崩し、熱を出します。子供のために勤務時間を短縮(時短)しなければなりません。子供が1人できただけでも、業務に多大な支障をきたし、責任のある仕事を任せづらくなっていくのに、子供を2人、あるいは3人以上生んで育てる、というは簡単なことではないのです。

また、企業にとっても妊娠、出産、育児は重い負担です。せっかく、会社のお金を使って採用、教育した人材が使えなくなるのです。例えば、中途採用の仲介手数料はその人の年収の3割、例えば年収400万円の人を採用しようとすると120万円を人材会社に払うことになります。また、教育訓練費、福利厚生費、あるいは使えるようになるまでの給料もろもろ、1人あたり何百万円もかかっています。

そういった負担を企業がした上で、休職や時短だけでなく、退職してしまう女性もいます。このように女性を採用するリスクを認識しているのであれば、女性を正社員として採用することに躊躇する企業の心情を責めるのは酷だと思います。

では、女性のみが育児を担当するのが差別だとするのであれば、男女が半々に育休や時短を利用するとしましょう。そうすると、男性の方も、責任ある業務を任せられなくなり、収入が減少し、家計はさらに苦しくなります。理想論として、育休を取ったことによる差別は許されないと言っても、現実問題、重要な仕事を任されている人が「子供がいるから早く帰ります」ではその人に仕事を任せる意味がなく、別の人にやってもらうことになるのです。
それに、育児は男女両方に負担させることができても、妊娠出産の際の休暇はどうしようもありません。


女性が「私は一生、子供を作りません」という誓約書を提出しなければ、企業の女性の採用、昇進を躊躇わせる要因を解消させることはできません。
しかし、そんなことは人権に反することであり強制など絶対にできませんし、仮に女性が自発的にそうしたとしても、公序良俗に反する契約として無効になります。(つまり、女性がその制約をして採用され、その制約を破ったとしても何も咎められません)
そもそも、そんなことをしたら少子高齢化の流れを加速させてしまいます。

保育園や託児所を利用すればいいという意見もあるかもしれませんが、そういった一時保育の施設はかなりのお金がかかります。場所によりけりですが、1ヶ月あたり、6万円~10万円かかります。
それは補助金を出せばいい、という意見もありますが、その補助金は税金なのです。少子高齢化対策のための増税に次ぐ増税というのはこうして起こるのです。

また、女性が正社員として働くようになり、その分男性の雇用は減少し、さらに経済的に結婚できないない、あるいは子供を作れないカップルが増加します。


こうして、「女性の権利」「男女平等」のために、男女すべてが会社で働かされ、日々の労働で疲れながら、会社に迷惑をかけながら子育てをし、会社から見ると社員の子供を育てるためにコストをかけさせられ、少子高齢化対策のために毎年何兆円もの税金を投入する社会が完成しました。

こういった背景をすべて無視し、「女性の権利」という1点に焦点を当てた言動を繰り返しているのが、フェミニズムです。彼らは権利の部分のみ「公平」「平等」をよこせと言い、それに伴う義務、コストはすべて女性以外(男性、企業、国)が負担しろという主張なのです。
その歪みが現れ、社会を疲弊させているのです。この「公平」「平等」は本当に人々を幸せにするといえるのか、今一度、考えてみて頂きたいと思います。


私が日々抱えている疑問として、そもそも、前提条件として、多くの女性は働きたいと思っているのでしょうか。
男性でさえ、多くは働かなくて済むのであれば働きたくないと思っているのに、女性は「労働そのもの」に憧れを抱いているのでしょうか。
もちろん、仕事のやりがい、達成感などを感じる人もあるでしょう。しかし、それは、仕事を「しなければいけない」という前提のもと、仕事に対するモチベーションを保つための方法です。本当に、仕事する必要がないのであれば、仕事をしない人も多いと思われます。

男性がフルタイムで働き、女性が子育てに専念する。会社に気兼ねすることもなく、2人以上育てられ、保育所にお金を払う必要もない、男女双方にとって幸せな家庭。
会社も労働環境を安定させることができ、多額の税金を投入せずとも少子高齢化を解消できる社会。

これらは、フェミニストが「女性は働きたいと思っている」と女性全てを代表して政策を推進してきたことで失ったものです。

本当に、女性は自ら、積極的に働きたいと思って、社会に出ているのか? フェミニズムに働きたいと思わされているのではないか?フェミニズムによって、働かなければならない状況にさせられているのではないのか?
男女の扱いについて論じるときは、「女性は差別されている」というフェミニズムの囁きを鵜呑みにしていないか、それは自分の頭で考えた自分の意見なのかを吟味する必要があると思います。


> 男性である貴方は、貴方が男性としてすでに社会の中で享受しているものに、少し鈍感な方なのではと思ってしまいます。


その通りだと思います。私は男性であるから、男性としてすでに享受してるものに、鈍感になっていないとは言い切れないと思います。
しかし、同様に、よし様も女性であるから、女性としてすでに享受しているものに、鈍感になっていないとも言い切れません。

一般男性は何も悪いことをしていないのに、常日頃犯罪者扱いをされ、冤罪のリスクに怯え、男性だけ高い値段を払わされていること、不平等を感じても男だから我慢しろと言われること、反論したら男のくせに情けないと言われることについて、苦痛であることを意識していますでしょうか。

一般男性は、女性専用車両のせいで使える車両が限られ(女性専用車両が階段前の良い車両であることも多々あります)、女性はどの車両にも乗ってくるため、冤罪の恐怖に晒されながら通勤しています。

私は、自分が今まで築きあげてきた全てが冤罪により一瞬で奪われ、警察に監禁され、今後の人生を破壊されることが本当に恐怖であり、また、女性専用車両に不快感を持っているため、朝の満員電車に乗りたくありません。
なので、電車を使わずに通える会社に勤務したり、自分が引越したりしています。自分の体を、心を守るため、自分でできる対策は自分でしています。


男性の気持ちについて「そんなこと大したことない」と言うのであれば、女性の気持ちも「大したことない」と言い返されてもしょうがないと思います。

相手の気持ちを考えられない人は、自分の気持ちを分かってくれと主張しても受け入れられません。

人は、自分が経験していないこと、自分の置かれている環境を超えたものなどを考慮することはできません。

だからこそ、男女双方が互いの気持ちに優しくなり、双方の利害を互いが納得した上で調整できるように話し合わなければならないと思います。



> 女性専用のエステやフィットネスなどは、逆に男性専用のものもありませんか?着替えなどを要する設備的な利便性や、性差によってニーズが異なるためにターゲットを絞っているというだけなのでは。


エステについては致し方ない点もあるかと思います。着替えや施術の場所、設備などを分けなければならず、それに伴って女性と同じくらいの男性の顧客を望むのは難しいかと思います。こういった状況であれば、女性専用、男性専用に分けてしまったほうが効率的であり、男性専用の店舗が少なくても男性にとって、不利益を被るものでもないと思います。

フィットネスについても、若干はエステと同様の説明もできるかもしれません。しかし、私がおかしいと思っているのは、株式会社ジェイアール東日本スポーツという、JR東日本の完全子会社が、JRの駅の構内という立地で女性専用というサービスを行っているということです。すなわち、この会社は都市部のJRの駅の構内という超一等地をJRの子会社であるという理由で使用できていますが、その駅の土地は元々、国営企業であった国鉄(日本国有鉄道)の土地から引き継がれています。すなわち、日本国の公的な敷地が由来であり、それを、女性専用の商業施設として使用していることがおかしいと思っています。

都市部の重要な公道がある日突然、男性専用になっていたら、世の女性たちは抗議するでしょう。しかし、現実に、駅の構内という最高の立地の一部が女性専用となっています。
そして、鉄道事業者は公共性が高いことから、鉄道会社の保有する不動産への固定資産税が減免(通常の3分の1)されていました。ゆえに、「もともと国有の超一等地を」「特別に税金を減免されながら」「その恩恵を女性のみに供与していた」という異常な自体なのです。
(ちなみに、駅ナカという超一等地を商業施設にするビジネスはかなり前から存在していたが、それに対する固定資産税が特別に減免されていることについて、他の一般企業と比べて不公平であるという批判が起こり、2007年に固定資産税の評価基準が改訂され、この減免措置はなくなりました。
減免措置がなくなっても、元国有地を公共的な理由ではなく商業目的で女性専用に供与していることは変わりませんが)

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